託児所の需要は高まる一方
献血の相手は健常者

献血センターでの看護師の仕事は、基本的には10時から18時までなのですが、
献血バスの場合は出向く場所などの事情で時間は不規則なので、求職の場合には充分な注意が必要です。

給与については、病院の看護師と変わりはないようです。夜勤がないことは確かです。
業務については、全血だけでなく成分献血が主ですので、そのための知識、技術が必要です。
機械の操作などは、業者が入っているところもあるようです。

献血センターの勤務は、相手が患者ではなく健常者ということなのでその点が大きく違います。
献血は、サービス業系に近い。
献血ルームでは、受付、問診、検診(血液検査など)があり、適否を医師が判定します。
採血が適になった時点で採血キットを準備して、穿刺します。
採血の間にはドナーの状態を観察し、ドナーが安全に採血を終了できるよう看護します。
その後、休憩・水分摂取を促して終了になります。副作用を起こさないようい留意します。
そのための研修、教育訓練はしっかりあり、マニュアルが用意されています。
大体、1ヶ月くらいで独り立ちできます。ドナーの健康状態を観察できる力、優先順位を判断し見極める力、救急対応が出来る力などが重要な点です。

献血バスの勤務ですと、看護師の仕事は、成分の装置がないので全血だけになります。
単調な作業ともいえるので向き不向きが大きく別れます。
地域の献血センターの場合には、付属の託児所がないので、育児中のママは困ります。